NOE Asia Pacificでは、社内に設置した試験設備による、防音材の音響性能試験サービスをご提供しています。日本でご提供しているものと同等のサービスをタイにて提供いたします。
残響室法吸音率
防音材に様々な方向から音が入射する場合の防音材の吸音率を測定します。自動車の防音材や建材で一般的に用いられている指標です。
- 工業標準: JIS A 1409、ISO 354
- 試験体のサイズ: 標準 1.0 m x 1.0 m (その他サイズはご相談ください)
- 周波数: 400Hz ~ 5,000Hz
音響透過損失
残響室-無響室の開口部に試験体をセットし、材料の音響透過損失(遮音性能)を測定します。自動車の防音材や建材で一般的に用いられている指標です。
- 工業標準: JIS A 1441-1、ISO 15186-1
- 試験体のサイズ: 標準 0.6 m x 0.6 m もしくは 1.0 m x 1.0 m
- 周波数: 400Hz ~ 5,000Hz
垂直入射吸音率
材料に音が垂直に入射する条件での吸音率を測定します。音響管と呼ばれる装置を用い、小サンプルで評価できることが特徴です。残響室法吸音率に比べて、材料開発段階での評価で用いられることが多い評価方法です。
- 工業標準:JIS A 1405-2、ISO 10534-2、ASTM E1050、
- 試験体のサイズ: 直径 40 mm もしくは 15 mmの円筒形
- 周波数: 100Hz ~ 5,000Hz (直径 40mm)、4,000Hz ~ 12,500Hz (直径15 mm)
垂直入射透過損失
材料に音が垂直に入射する条件での音響透過損失(遮音性能)を測定します。音響管と呼ばれる装置を用い、小サンプルで評価できることが特徴ですが、適用範囲は多孔質材料に限定されます。
- 工業標準: ASTM E2611 - 試験体のサイズ: 直径 40 mm - 周波数: 100Hz ~ 5,000Hz (直径 40mm)
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Acoustic Material Testing and Simulation